近年、美容に対する意識は性別を問わず高まる傾向にあります。特にコロナ禍を経て健康意識が変化したことも影響し、身体全体に対する美意識は高まっており、男性化粧品市場も伸びを見せています。注目される美容分野の需要に応えるべく、当社ではさまざまな化粧品素材の開発を行っています。
また、昨今のナチュラル志向やサステナビリティへの配慮から、植物由来原料や環境にやさしい包材への切り替え、ハラール認証取得などにも取り組んでいます。

植物由来フラーレンでの取り組み

当社製品のフラーレンは、長年の研究開発を経て、植物性フラーレンを作ることに成功し、2020年から植物由来製品へと切り替わりました。フラーレンの出発原料である木材は、持続可能な森林管理の国際的な認証を受けた宮崎県の森林の天然杉のみを使用しています。また、水力発電(再生可能エネルギー)も利用しており、持続可能な製品を実現しました。

パッケージゴミ削減に向けた取り組み

フラーレンの植物由来化に合わせ、フラーレン素材を充填する容器を環境にやさしいアルミパウチパッケージに変更し、ゴミの発生量を従来比で約9割削減しました。

ハラール認証の取得

当社製品の水溶性植物由来フラーレン「ラジカルスポンジ®N」は、ハラール(*1)認証を取得しています。世界各国において、安心してお使いいただけます。

  1. ハラール(Halal)
    イスラム法上、合法的に生産された食品に与えられる認証。

関連するSDGs 17の目標

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
10.人や国の不平等をなくそう
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさも守ろう
17.パートナーシップで目標を達成しよう